リハビリ!治療方針とマネジメントについて

2018年8月31日

日々、患者さんのため、治療内容を更新し続けている、セラピストの皆様、こんばんは。

今日は、治療について、どのように進めていくのか、その方針の決定について、お話しさせて頂きます。

そして、患者さんを、どのようにマネジメントしていくのか!といった、リハスタッフの役割についても、触れていきたいと思います。

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治療方針とは

リハビリでは、患者さんの症状に対し、どのように対処、または対応していくか、その方針を決定します。

主訴が痛みであれば、

色々な方法がある中で、どれを選択するのかを決定していきます。

 ・転倒予防を目的とする!

 ・筋力増強を目指す!

 ・歩行能力向上を達成する!

このような目標があれば、その1つずつに、吟味されたプログラムを用意する必要あり、それが治療方針にあたります。

治療方針の決定

治療方針の決定には、即時効果が得られたもの、緊急性が高いもの、また、数日間行ってみないと判断できないものなど様々です。

筋力訓練ひとつを取っても、セラバンドや重錘などの物品を使用したり、徒手の抵抗運動などの選択肢があります。もしかすると、ファシリテーションなどの、高度な手技が、候補に挙がるかもしれません。

まぁ、自分ができないこと、やっても効果が出せなかったものは、方針には入りませんが…。

よって、治療方針とは、セラピストの引き出しが多いほど、内容に幅が出てきます。

評価の段階で、効果の高いプログラムを選定し、それを、どれだけ治療方針に取り込めたのか、これが重要だということですね。

治療方針の変更

急性期は、熱感があるので、まずは寒冷治療を選択し、炎症値が下がった回復期から、温熱療法に切り替える。こんな長期的な治療方針もあります。

セラピスト
最初の2週間は、ベッドサイド訓練の処方だったけど、バイタルも落ち着いている。

よしっ!リハビリ室でやっても良いか、主治医と相談してみよう!

このような、ポジティブな変更もあるし、

 やはり、3週目まで様子をみよう…。

といったネガティブな変更もあります。

なにも、初期評価で完璧な方針を立てろ、というわけではなく、患者さんの回復に合わせて、最適な治療を選択することが、大切なのですね。

マネジメントとは

マネジメントとは「管理」のことです。

管理職であれば、与えられた人材で、最高の結果を出すために、どのような戦略を立てるのか!

これが求められます。

1人ひとり、個人の能力を伸ばすのか?リーダーを取り巻くよう、チーム力を高めるのか?

この判断を委ねられているのが、管理職の役割なのですね。

そこで、セラピストが行う、患者さんのマネジメントについて触れてみます。

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身体のマネジメント

理学療法士を、係長や課長などの管理職とするならば、その部下達は患者さんの身体機能です。

筋力や感覚、バランス能力など、どいつがどんな能力を持ってんの?と把握しておかなければいけません。

 筋力はあるけど、パワーにばらつきがある

 肩は動かせるけど、引っ掛かる感じがある

 ふらつくけど、踏み止まることができている

できる部分と、できない部分を、把握するのもマネジメントです。

そして、できない部分を、誰かに補わせるのか、また、訓練して能力をUpさせるのか、この判断も、マネジメントに含まれるのですね。

 脳卒中で麻痺がある

 切断して上肢がない

こ問題に対して、どうしよう…、とその原因を探すのは、意味がありません。

残った機能で、どうやって対応させようか?

最善の方法を考える、これがマネジメントになります。

リハビリのマネジメント

生活によって失われた筋力は、リハビリで一時的に回復しても、生活が戻れば、また失われてしまうでしょう。

リハビリ室で立ち上がれたとしても、家に帰り1人で継続できるかは、誰にも判断できません。

 退院した後は知りません!

 誰かがなんとかすると思う!

この言葉は捨てましょう。

もしも、退院日になっても、課題が残っているのであれば、外来リハビリで延長戦に突入するという手もあります。

在宅スタッフと連携し、訪問リハビリで、対応してもらうこともできます。

社会資源や経済的に問題があるのなら、自主訓練、もしくは家族の助けにより、ゴール達成を目指してもかまいせん。

担当した患者さんの、自宅に帰ってからの、活動にまで関わりを持って欲しいと思います。

そうすれば、きっと、リハビリ室でも、質の高い評価と治療ができると思いますよ。

おわりに

治療方針の決定も、患者さんのマネジメントも、一人で抱え込むことはありません。

誰かがやる!という言葉を捨て、

「チーム全員でやる」

という、意識を持って臨むことが重要だと思います。

患者さんのために、頑張りましょう!

それでは今日はこの辺りで、アドュー!

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