PT・OT国家試験対策!~上肢の神経と筋支配~

2018年9月1日

12月も中盤ですが、国家試験に向け、日々、勉強を続けている学生の皆様、こんばんは。

そろそろ、頭の容量も満タンになっている頃だと思います。

これ以上物を覚えるのであれば、やはり、効率を重視するべきだと思います。

そこで今日は、上肢の支配神経を、最小限の労力で覚えられる方法を、お伝えしてみたいと思います。

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上肢の支配神経

まずは、正中神経、橈骨神経、尺骨神経の3つの神経が支配している筋を、さらっと覚えてしまいましょう。

正中神経支配の筋

3つの中でも一番覚える筋が多い、正中神経から行きましょう!

とは言っても、たったの11個です。

まずは手外筋から!

円回内筋
方形回内筋
長掌筋
長母指屈筋
橈側手根屈筋
浅指屈筋
※深指屈筋

正中というだけあって、長掌筋とその両側を含めた3つの筋は、正中神経支配となっていますね。

続いての手内筋はたったの4つ! 

母指対立筋
短母指外転筋
10 ※短母指屈筋
11 ※虫様筋

また、正中神経と尺骨神経の、二重神経支配を受けている筋は3つです。

この3つは正中神経で覚えます!

① 深指屈筋 ② 短母指屈筋 ③ 虫様筋

ここまでは、気合で覚えて下さい!

橈骨神経支配の筋

橈骨神経に支配されている筋はたくさんありますが、まずは6つ覚えましょう!

腕橈骨筋
回外筋
長母指外転筋
上腕三頭筋
肘筋
※上腕筋

上腕筋だけは筋皮神経との二重神経支配を受けていますので覚えて下さい。

また上腕三頭筋や肘筋など、肘の伸展に働く筋が入ることも重要です。

なぜなら残った筋肉は、全て名前に伸展の「伸」という字が入りますので、橈骨神経支配を受ける筋肉というのは、伸展筋群が多いということです。

よって名前に「伸」が入っている筋肉は覚えなくて結構です!

※筋自体は覚えない

 長橈側手根筋 

 短橈側手根筋 

 尺側手根筋 

 総指筋 

 小指筋 

 示指筋 

 短母指筋 

 長母指

尺骨神経支配の筋

伸という字が入っていない筋で、かつ覚えていない筋は、全て尺骨神経支配となります。

一応記載はしますが、以下の筋は、

 覚えなくてOKです!

・短母指屈筋(二重)
・深指屈筋(二重)
・虫様筋(二重)
(この3つは既に正中神経で覚えてる)

 母指内転筋

 小指外転筋

 短小指屈筋

 小指対立筋

 短掌筋

 尺側手根屈筋

 背側骨間筋

 掌側骨間筋

わざわざ覚えなくても良い筋肉って、こんなにあるんですね。

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おさらいしよう

覚える筋の数

筋自体は全部で17個ですね!

正中神経=11個
※二重神経支配3つは正中神経で覚えること!

橈骨神経=6個
※上腕筋だけは筋皮神経との二重神経支配!

尺骨神経=0個

覚えるためのコツ

わずかですが法則を書いておきます。

<正中神経>
手外筋は「回内筋」×2個が入る

長掌筋と長母指屈筋の「長」が付く筋×2個

浅指 ⇔ 深指といった対立する筋×2個

最後に橈側手根屈筋を覚えましょう。

<橈骨神経>
動きで伸展運動する筋は全て橈骨神経。

それ以外の4つ上腕筋、腕橈骨筋、回外筋、長母指外転筋だけ覚えましょう。

<尺骨神経>
何も覚えないこと、正中神経、橈骨神経以外は全て尺骨神経!
これに、自分なりの法則を、付け足して覚えていきましょう!

その他の支配神経

腋窩神経=三角筋、小円筋

肩甲上神経=棘上筋、棘下筋

肩甲下神経=肩甲下筋、大円筋 

筋皮神経=上腕二頭筋、烏口腕筋

3つの神経以外も、しっかり覚えておきましょう。

おわりに

今回は上肢の神経と筋支配について、覚えること、覚えなくてよいことをまとめてみました。

合わせて、回旋筋腱板(ローテータカフ)や、腋窩前壁が大胸筋、後壁が大円筋、広背筋、上腕三頭筋長頭で構成されていることなど、徐々に広げて覚えていくと、臨床に出てからも幅が出てくると思います。

今が頑張り時です!

頑張って詰め込んでみてください。

それでは今日はこの辺りで、アドュー!

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